斯くも詮なき日常に

イギリスに移住した30歳男のブログ

物の値段

先日、Hollyと彼女の母親と連れ立ち、近くの街のvodafoneショップへ行った。

そう、あのvodafoneである。

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日本では買収されSOFTBANKと名を変えて久しいが、そもそもはイギリスに本社を置く世界最大の多国籍携帯電話事業会社である。2006年6月における市場価値は1340億ドル。1985年1月創業。Vodafoneは現在26か国に子会社があり、33か国以上にパートナーネットワークが存在する。社名の由来はVoice Data FONE (PHONE) に由来する。

赤文字部分wikipediaコピペ。そういえばvodafoneも最初はJ-phoneだったな。

J-phone→買収されてvodafone→買収されてsoftbankという流れらしい。

イギリスでは最も人気の携帯会社であり、近所にショップもありサポートを受けやすいという事で選択した。

機種に関してはiphone 6S〜iphone Xの選択になった。自分は消極的アップル信者なので、iphone以外は選択肢になし。

iphone Xの誘惑に駆られたが、しばらくは無用の出費を抑えなければならないため、中途半端ではあるがiphone 7に決定した。

月々の支払いは38ポンド、日本円にしておよそ5700円。

これには機種代と16GBまでの通信料が含まれる。

日本では機種代を返済し終えた上で、月々9000円程度支払っていた事を考えると、破格の値段に感じる。Hollyに言わせても日本の携帯電話は高いそうな。

しかしながら逆に、日本では考えられないほどに値段の高いものもある。

その一つがガンプラだ。

イギリスでRGエクシアを買おうと思えばおよそ21ポンド、およそ3150円。しかもamazonで。

日本で購入すれば2000程度で買えるので実に1.5倍の値段になる。

RGシリーズはまだ良い方で、問題はHGの金額だ。

基本的に値段が安く、組み立ての時間も短いためノンプレッシャーで塗装や改造を楽しめるのがHGの良い点なのだが、なんとこちらではHGグリムゲルデがRGエクシアと同じく21ポンドもするのだ。

さらに墨入れ用のマーカーが500円、つや消しスプレーに関しては愛用していた商品がそもそも見つからない。良い代用品が見つかる事を願う。

日本の模型屋に掲げられた「ガンプラ全品20%OFF」の看板がこんなにありがたい物だとは気づきもしなかった。

無論、日本で作られた商品なのだから、輸入のコストを考えると当然の金額なのだが、これまでの様に買ったはいいが積みプラと化すなどと言う贅沢は控えなければならない。

出国前に日本から送った段ボールの中にRGトランザムライザーを入れといた。

船便のため到着には2、3ヶ月かかるが、差し当たりは首を長くして荷物の到着を待つしかないだろう。