斯くも詮なき日常に

イギリスに移住した30歳男のブログ

ペドフィリアではないよ

ビリングスハーストという街へ引っ越しをした。

荷解きや家具の組み立てが一通り終わり、ようやく一息つけたところだ。

インターネットが開通するまでの間、Hollyはお気に入りのスプラトゥーン2をできなかったため、引っ越しの際に見つけたファイナルファンタジーXを始めた。

一つのゲームを始めると、しばらくはそれに熱中する性分を持つ彼女だ。

今も隣でプレイしている。各戦闘においてはパーティーの全員を参加させ、均等にレベルを上げている。スフィア盤を全て制覇するつもりらしい。

ふとHollyから主要メンバーの女性三人の中なら誰が一番好きかと聞かれた。

リュックが好きだと答えたら「ハァ?リュックは15歳だぞ?ペドフィリアかよ」とドン引きされた。

ペドフィリアではないよ。

フィクションの登場人物だと思って気を抜いていたが、欧米諸国では未成年を性の対象として扱うことに関してはとても厳しい。(別段、先の質問に対して性的な意味合いがあるとも思ってはいなかったのだが。性的な意味で言えばダントツでルールーだろうに。)

Hollyが日本で働いていた時、同僚が付き合っていた日本時男性と結婚を考えていたそうだ。

しかしある日、彼女は彼がジュニアアイドルの動画を見ている所を目撃した。

それが原因で結婚は破談。彼は教職に付いていた為、勤務先の学校にも連絡を入れたという。

正直そこまでせんでも...とも思ったが、ペドフィリアたる資質を持つ人間が教職につく事などあってはならず、性犯罪が起こってからでは遅いのだという。確かにその通りでる。

結局、勤務先に連絡をされた彼がその後どうなったかはわからない。

この辺りの価値観もアップデートしていかねばなるまい。

また口を滑らせてドン引きされてはかなわない。