斯くも詮なき日常に

イギリスに移住した30歳男のブログ

クリスマスツリーとフラミンゴ

クリスマスまで残り一週間ほどとなり、Hollyの家族みんなとクリスマスツリーを買いに行く事となった。

意外に思われるかもしれないが、今の今までクリスマスツリーを飾ってはいなかったのだ。

どこの家庭も本物のもみの木を使用する為、あまり長期間部屋に飾っておくと乾燥して燃えやすくなり、火災のリスクが高まるのが理由である。

代わりにクリスマスが終わってもすぐに片付ける事はなく、1月6日まで飾る。

 

まずはファーマーショップと呼ばれる、野菜や肉、チーズなどをオーガニックな雰囲気で売っている店へ来た。クリスマスで振舞う七面鳥を注文する為だ。

ここにもツリーが売っており、店外の敷地内に来年以降に売るためであろうモミの木も栽培されていた。

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スコッチエッグを買って食べたが、近所のCo-opに置いてあるもののとは比べる事も憚られるほどに美味しかった。さすがはオーガニック。

 

そうしていよいよクリスマスツリーを買いにホームセンターへやって来た。

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すごい。見渡す限りモミの木である。

価格は170センチくらいのもので3500円程度、大きなものになると8000円程度だ。

全てクリスマスツリー用として栽培されたものである。

190センチほどで、胴回りもすっきりした一本を選び、ネットに包んでもらった。

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従業員の息子か弟かは分からないが、8歳くらいの男の子がテキパキと仕事を手伝っていた。伝票を書いたり、ネットを切って結んだり、大活躍だった。

包んでもらったツリーを車に詰め込み、家に帰って早速設置。

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そして各種オーナメントの飾り付けを行う。

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ツリーの頂上に座すのはスノーマン風の天使である。

ツリートップは星のイメージがあるが、これはベツレヘムの星を模したアメリカの飾り方らしい。

イギリスは福音を知らせる天使が一般的だ。

ツリーの上部中心にはなぜかフラミンゴの電飾が光っている。

楽しく、面白ければ良いそうだ。

フラミンゴの破廉恥な桃色に心をときめかせ、今日も夜は更けるのだった。